iTerm2のインストール

iTerm2(アイタームツー)は、Mac OS Xで動作するターミナルエミュレータです。 Macには付属のターミナルアプリがありますが、これと比較すると、

・画面分割できる ・ショートカットキーでターミナルを表示できる
・キーワード検索ですべてハイライトする機能がある
・ペースト履歴
・設定が細かくできる

と、なかなか良さそうです。

iTerm2のインストール

iTerm2のインストール方法を説明します。まず、iTerm2のサイトに行き、Downloadをクリックし、ダウンロードします。 普通のアプリと同じように/Applicationフォルダに配置すればインストール完了です。

iTerm2を起動したら、メニューバーから「Check For Update」を選んで最新版にアップデートします。

現時点(2014/9/12)の最新バージョンはBuild2.0です。

iTerm2の機能を少し紹介します。

タブ機能

command + T でタブを開くことができます。

ウインドウ分割機能

command + D で左右に分割できます。
command + Shift + D で上下に分割できます。

rebuild.fm(Episode57)をライブで聞きました

@miyagawaさんが主催されているrebuild.fmというポッドキャストを最近よく聞いているんですが、 今日初めてliveで聞きました。(たまたま休みだったので)
午前10時から始まってaftershowが終わったのが12時半くらいでした。
内容は先日開催されたAppleイベントについてで
とても興味深い内容で、とても勉強になりました。
特にiPhone6とiPhone6 Plusの解像度の話から始まって
今後のGPUとグラフィックスのあり方についての予想(?)の話が面白かったです。

今回の番組を聞いて、iPhone6かiphone6 Plusを購入するか、とても悩んでます。

MacVim Kaoriyaのインストール

MacVim Kaoriyaをインストールしたので、備忘録

■ MacVimとは

以下、https://code.google.com/p/macvim-kaoriya/より引用

マルチウインドウが使えるMac OS XアプリケーションのVim(GVim)です。GUIを担当するMacVimと、Vim本体から構成されています。Vim本体はコンソールアプリケーションとしても使用できます。

■ MacVim-KaoriYa

MacVimに対して、香り屋パッチの統合、ローカライズ、MacVim固有の設定、日本語文字コード自動判別、必要なshared library、Perl/Python/Rubyのdynamic loading、Objective-C対応ctags、などを追加しています。詳しくはこちらのページにまとめてあります。インストールしてすぐ使えるのが目標です。もちろんTerminal.app、iTerm.app上で動くコンソール版Vimとしても使用できます。

■ MacVim Kaoriyaのインストール

1. ダウンロード

https://code.google.com/p/macvim-kaoriya/

のお知らせにMac OS X 10.9用のリンクがあったので、「macvim-kaoriya-20140805.dmg」をダウンロード

2. インストール

dmgファイルをダブルクリックすると、MacVim-Kaoriyaのフォルダが開いたので、

とりあえず「はじめにお読みください」アイコンをダブルクリック

インストール方法

MacVimアイコンをアプリケーションフォルダにドロップします。

書いてあるとおり、MacVimアイコンをアプリケーションフォルダにドラッグ。

しばらくするとコピーが完了

■ MacVimの設定

1. コンソールからMacVim-KaoriYaを使えるようにする

・bashrcにエイリアス(フォルダやファイルの分身のこと)を追加

vim ~/.bashrc

以下、.bashrc内に記述

export EDITOR=/Applications/MacVim.app/Contents/MacOS/Vim
alias vi='env LANG=ja_JP.UTF-8 /Applications/MacVim.app/Contents/MacOS/Vim "$@"'
alias vim='env LANG=ja_JP.UTF-8 /Applications/MacVim.app/Contents/MacOS/Vim "$@"'

bash_profileに、bashrcが存在する場合、読み込みを行う設定を追加

vim ~/.bash_profile

以下、.bash_profile内に記述

if [ -f ~/.bashrc ]; then
    . ~/.bashrc
fi

・設定の反映

source ~/.bash_profile

これで、MacVim Kaoriyaが使えるようになりました。

時間があれば、設定を変えてみたいと思います。

MacでRuby入門 ~文字列の連結と追加~

文字列の連結と追加の違いについて勉強しましょう。

文字列を連結するときには、「+メソッド」を使います。

では、実践してみます。

puts "Hello " + "World"

実行結果は

Hello World

になります。

続いて、変数に代入して文字列を表示してみます。

h = "Hello "
w = "World"
puts h + w
puts h
puts w

実行結果は

Hello World
Hello
World

になります。

「+メソッド」で文字列を連結したときは、どちらかの文字列が連結した文字列に変わるのではなく、連結のたびに新しい文字列が作成されます。

一方、文字列を追加するときは、「concatメソッド」もしくは「<<メソッド」を使います。

実践してみます。

puts "Hello ".concat("World")
puts "こん" << "にちは"

実行結果は

Hello World
こんにちは

ふむ。「+メソッド」と見た目同じに見えます。

では、変数に代入して文字列を表示してみます。

h = "Hello "
w = "World"
puts h << w
puts h
puts w

実行結果は、

Hello World
Hello World
World

あれ、変数hの中身が変わりましたね。

「+メソッド」は元の変数の中身を変更せずに、連結のたびに新しい文字列を作成する 「<< メソッド」は、連結元の文字列が変更されます

要するに、連結(+メソッド)と追加(concatメソッドもしくは<<メソッド)の違いは、元の文字列が変更されるかそうでないかの違いです。

MacでRuby入門 ~文字列リテラルと改行~

今回は、Rubyで文字列の扱いについて勉強します。

「Hello」とか「World」のように、1文字以上の文字が連続しているデータが「文字列」です。
プログラムの中に直接記述した文字列のことを「文字列リテラル」といいます。
Rubyでは、文字列は文字の並びをダブルクォート「"」かシングルクォート「'」で両端を囲んで表します。

"こんにちは"
'Hello'

Rubyで文字列を表示する方法を勉強します。
文字列を表示するには、printメソッドかputsメソッドを使います。

では、まずprintメソッドで文字列を表示してみましょう。

print "こんにちは"
print 'Hello'
(実行結果)
こんにちはHello

と表示されました。

ただ、「こんにちは」と「Hello」がつながって表示されてしまいますね。
できれば改行して2行に分けて表示したいものです。

改行して表示するには、制御文字を使います。
改行の制御文字は「\n」という書き方をします。
それぞれの文字列に改行コードを追加して実行してみましょう。

print "こんにちは\n"
print 'Hello\n'
(実行結果)
こんにちは
Hello\n

改行されて表示されましたが、2行目の文字列の後には「\n」がそのまま表示されています。

制御文字は、ダブルクォートで囲った文字列の中では制御文字として扱われますが、シングルクォートで囲った文字列の中では制御文字として解釈せず、表記したままの文字として扱うことになるからです。
ただし、シングルクォートで囲まれた文字列は、バックスラッシュそのものを表す「\」と

print 'こんにちは\\'
(実行結果)
こんにちは\

シングルクォートを表す「\'」

print 'こんにちは\''
(実行結果)
こんにちは'

意外は、特別な解釈はされず、その文字のまま扱われます。

最後に、putsメソッドで文字列を表示してみます。

putsメソッドは、printメソッドと違い、文字列の後に改行してくれます。

puts "こんにちは"
puts 'Hello'
(実行結果)
こんにちは
Hello


まとめ
・プログラムの中に直接記述した文字列を「文字列リテラル」という。
・文字列はダブルクォート「"」かシングルクォート「'」で両端を囲む。
・ダブルクォートで囲まれた文字列リテラルは制御文字「\n」を使って、改行をすることができる
・シングルクォート囲まれた文字列リテラルは、制御文字は表記したまま文字として扱われる

MacでRuby入門 ~pryが起動しない~

pryがとても便利だと聞いたので、使ってみようと思い、インストールを試みた。

$ gem install pry pry-doc

Fetching: coderay-1.1.0.gem (100%)
Successfully installed coderay-1.1.0
Fetching: slop-3.6.0.gem (100%)
Successfully installed slop-3.6.0
Fetching: method_source-0.8.2.gem (100%)
Successfully installed method_source-0.8.2
Fetching: pry-0.10.1.gem (100%)
Successfully installed pry-0.10.1
invalid options: -SNw2
(invalid options are ignored)
Parsing documentation for coderay-1.1.0
Installing ri documentation for coderay-1.1.0
Parsing documentation for method_source-0.8.2
Installing ri documentation for method_source-0.8.2
Parsing documentation for pry-0.10.1
Installing ri documentation for pry-0.10.1
Parsing documentation for slop-3.6.0
Installing ri documentation for slop-3.6.0
Done installing documentation for coderay, method_source, pry, slop after 5 seconds
Fetching: yard-0.8.7.4.gem (100%)
Successfully installed yard-0.8.7.4
Fetching: pry-doc-0.6.0.gem (100%)
Successfully installed pry-doc-0.6.0
Parsing documentation for pry-doc-0.6.0
Installing ri documentation for pry-doc-0.6.0
Parsing documentation for yard-0.8.7.4
Installing ri documentation for yard-0.8.7.4
Done installing documentation for pry-doc, yard after 4 seconds
6 gems installed

特にエラーも出ていないので、とりあえず、pryのバージョンを確認してみる

$ pry -v

-bash: pry: command not found

あれ?コマンドが見つからない

$ pry

-bash: pry: command not found

、、、やはり無理か

原因がわからないので、調べてみた。
どうも、rbenvというrubyのパッケージマネージャを使用していると、gemでインストールしたコマンドを使う前にrbenv rehashをして $HOME/.rvm/shims 以下の情報を更新する必要があるらしい。

というわけで

$ rbenv rehash

して、再び

$ pry -v

Pry version 0.10.1 on Ruby 2.1.2

お、無事、バージョンが表示された。 そして、pryを実行

$ pry

[1] pry(main)>

無事、pryが起動しました。

MacでRuby入門 ~Hello World!~

前回MacRubyの開発環境を作成したので、 さっそく、Rubyでプログラムを作成してみましょう。

はじめは、やっぱり「Hello World!」ですね。

ターミナルを起動します。
ターミナルの起動方法は、MacのデスクトップのDockから「Finder」-「アプリケーション」-「ユーティリティ」と選択すると開いたウィンドウ画面にターミナルアイコンがありますので、ダブルクリックします。

ターミナルは、端末エミュレータの一種です。 端末エミュレータは、シェルと呼ばれるソフトウェアを利用するためのものです。 シェルを利用することで、テキスト入力によるコマンド操作を行うことができます。 Mac OS X 標準の端末エミュレータとしては、ターミナルがあります。

ターミナルを起動したら、空のテキストファイルを作成します。

$ touch HelloWorld.rb

作成したテキストファイルをviエディタで開きます。

viエディタは、テキストファイルを編集するためのテキストエディタです。

$ vi HelloWorld.rb

viエディタを編集モードにして、以下の内容を入力しましょう。

編集モードにするには、「i」を入力します。

# -- coding: utf-8 --

# "Hello World!" を表示する
puts "Hello World!"

入力が終わったら、コマンドモードにして、入力した内容を保存します。

コマンドモードにするには、escボタンを押します。

入力した内容を保存するには、

:wq

と入力します。

では、ターミナルに表示してみましょう。

$ ruby HelloWorld.rb

どうですか。ターミナルに

Hello World!

と表示されましたか。


次回は、Rubyの文法を勉強します。

では